はきださない咀嚼性が作り出す思い

かれこれ10年以上、強烈に酌み交わす仲間と一献。
わりと名の知れた会社の女社長なんだけど同い年
ということもあり、いつも夜明けまで豪快に呑む。

こじゃれた店など行かず、お父さん率99%の
焼き鳥屋(俺らはこういう雰囲気が落ち着く)で
いろいろな話を並々に注がれた焼酎片手に交わす。

責任、使命、業績、利益、喜び、展望、協力。
いろんなプレッシャーが彼女を揺さぶる。
「でもね、私が誰かに愚痴ったらダメなんだよね。
部下は聞いてくれるけどネガティブな要素を吸い込ませる
だけだし、マイナスの伝播は空気を重くするからね」

みんな口を真一文字に結んで、グっと堪えて生きている。
はきださないことで見失わないでいられることもあるだろう。

簡単なことこそできなくなってはいないだろうかと。

楽をして生きるのと、単純に生きるのとは意味が違う。

わが身の欲に溺れず。

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