喉と心を潤す、静かな夜の入り口で


町工場の社長と、銀行の窓口業務の女性、血の気の多い
チンピラ。まったく住む場所の異なる三人の破綻する
状況が重なった刹那、事件は起こる。

文庫本で700頁近く、デニムのポケットに入れるには
かさばるけど10分でも時間があれば読ますいられなくなる
傑作だった「最悪/奥田秀朗」。

ちょっと早めに店に着き、友を待つ間にビールで
喉を潤し、物語の世界を旅する。
暮れなずむ宵の口、ひとり「お疲れさん」とごちて
過ごすこの時間は一日のささやかな喜び。

まぁビールが飲めればたいがい嬉しいんだけど。

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