執着の灯はただただ「命」を照らして

ここ2〜3日のことを書くことにします。

今日は長いです。
写真もないです。
真面目な話です。

心配をかけてしまうだろうし、いつもの書いたり、飲んだり、
食べたり、語ったりの内容の方が楽しいかなとも思うんだけど、
伝えたいこともあるので書きます。

実は断続的に続く体調不良の末、ついに救急搬送されました。
まずは釣りに行った22日の帰り道、とても自宅に
帰れる状況ではなかったので高速の出口すぐにあった
神奈川県溝の口の救急病院に。
連休中の急患なので、できうる範囲の検査(レントゲン、採血、
心電図)をして、仮眠をして解放。

しかし自宅に戻る途中に容態は悪化、
脂汗と呼吸困難に陥り、再び近所の大学病院へ。

もちろん救急車の要請はしなかったが
一日に二回も急患で診断を受けるとは情けない。

原因不明…

心臓の圧迫による呼吸苦、めまい、体の痺れ。
まともに言葉も発せられないほどに頭の酸素も薄い。
特に呼吸苦がたまらない。

「生きていたい」

夜中に何度も目を覚まし、こう呟く。

恐怖に苛まれる夜。

俺はまだまだ創りたいものがある。

今度の締め切りはいつだったかなと遠くで考えている。
クライアント、現場のスタッフに迷惑かけちゃうなとも。

これまでの事故や病気などと違って、状況のわからない病状の不安。
「死」の怖さが苦しみの中に見えた。何よりそれが俺を震わせた。

連休が明けるのを待って今朝、
玄さんの主治医を紹介していただきました。
俺も何度か会っている先生だし、
病院に行く最中にまた呼吸苦になったけど
入ったとたんに止んだ。

十年ばかりやってきた創作書家のアレなのか
「氣」というものに非常に敏感になってきた。

ホルモンやストレス、精神的なバランスも起因しているようだ。

繊細な芸術家ってか(苦笑)

いい先生に出会ったので安心感も得た(ここ大事ですね)

ちょっとおふざけも入りましたがこの場でなぜ書いたのか、
その理由はひとつだけです。

何事よりまず先に健康であること。
仕事も夢も大切な人を守ることも、美味いもの食べることも、
笑って酒を飲むこともすべては健康という土台の上で
形成されるということ。
そしてその土台は永遠に頑丈なわけではない。

人間の体を車だと考えてみて。
走り続けるとどこかにガタがくる。
そのままにして走り続けるとまたどこかがそれを補おうと
負荷がかかったり無理をする。
やがて動かなくなったときには莫大な修理費や時間を要する。
車ならまだ買い換えたり、代車でやり過ごすこともできるが
人間は替えがないのです。

だから自分のエンジン(心臓)、シャーシ(骨格)、
ハンドル(脳)などのメンテナンスをどうかおこたらないで。

朝、目が覚めて健康であることの素晴らしさ。

こんなシンプルなことを愛してください。

そのために体の声に耳を傾けてください。

あなたの幸せのために。

少なくとも俺は今回

(本当にヤバいかも)

と思って、後に今みたいなことを強く感じたし、
忘れないだろうと思った。

おかげさまでかなりいい感じで復調しております。
もちろん明日から予定していた穂高岳のビバークは中止です。

しかし一週間で四回も検査するとはね。
飲みに行った数より多いわっ(笑)

“執着の灯はただただ「命」を照らして” への1件の返信

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    高野さん、心配しました。
    よかったです。
    でも無理は絶対しないでください。
    高野さんの作品・人柄の大ファンですから・・・。
    いつも日記読んでます。
    でもなんだかコメントは出来なくって(笑)
    でも、今回ばっかりは・・・ね。デス。
    元気においしいお酒、また今度東京行ったときには
    ご一緒してくださいね。
    岐阜のアケの友達より。 Like

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