2005 総括「いつかの旅人〜前編」

いつもの三倍増の慌ただしい日々のちょっとした隙間から2006年
の足音が聞こえてきた。そこで今年をちょっと振り返ってあの頃の
自分を探しに時間の旅をしてみよう。

■睦月■
・元旦、山梨にある「ほったらかし温泉」に行って霊峰富士山
を拝みたおしながら湯に浸かろうと思ったらチェーン規制などで
車が大渋滞、途中で断念。<備えあれば憂いなし>

・初めて九州に行く。打ち合わせで熊本へ行った。やんちゃな頃、
博多でうまれたいわゆる「めんたいビート」と呼ばれるロックに
強い衝撃を受けた。その後も芋焼酎の虜にとなり、知り合いの九州
出身の極道の人はとても熱く、男気にあふれているし、「東京タワー
/リリー・フランキー」では涙が止まらなかったし、とにかく九州
にはいろんな思いがある。馬刺が美味かった。クラブに行ったら
ボトルは全て芋焼酎だったことに九州にいることを実感。
<手の舞い、足の踏む所を知らず>

・久々にバンド形態でステージに立った。バンドをやっていた頃の
仲間のバンドの再結成ライブのお祝いでやはり当時の仲間が即席で
バンド編成を作り、ヴォーカルが入れ替わるといったスタイル。
僕は「ダイナマイトが150屯(オリジナル小林旭)」のロカビリー
アレンジで歌った。ロックと仲間とたくさんの客、最高だねぇ。
<金石の交わり>

■如月■
・寒かった。この頃ずっと体調が良くなかった。そしてヒマだった。
釣りにいったり、年初に行きそびれた「ほったらかし温泉」に行った。
親戚の和美ちゃんの油絵の個展が銀座で開催、素晴らしいかった。
まだ僕が小学生の頃、群馬の親戚の家の庭から降るような星空を見上げ
「こうちゃん、大きくなったらニューヨークに行ってごらん。あそこは
ほんとにすごい所だから」。当時美大生だった和美ちゃんの言葉がずっと
残っていたのか。僕が初めて書を始めた場所はニューヨークの路上だった。
<実のなる気は花から知れる>

■弥生■
・謎の酒飲みアコースティックライブ集団「やきとり不良倶楽部」発足。
人前で演奏することがなくなったけどこれで人前でロックできるように
なった。といってもほとんどメンバーと関係者だけの会員制ライブの
ような雰囲気だが。それでもここには等身大の音楽があるんだ。
<割れ鍋に綴じ蓋>

■卯月■
・長年携わっていた仕事に幕が引かれた。それの整理などで慌ただしい
時間が過ぎる。スパンの短い仕事の多い僕としては、感慨もひとしお。

<習うより慣れよ>

■五月■
・バリ島の空はそれまでずっとそこに自分がいたように暖かく迎え入れて
くれた(いや、暑かったけど)。デンパサールの混沌も、ジンバランの
静寂も、クタの夕陽も、友人PUJIとの語らいも、すべてが僕とこの神の島
とを心地いい距離で繋いでいた。朝から晩までビールを飲んだ。空になった
ビールの数だけ物語が喜びがあった。

<縁は異なもの、味なもの>

■水無月■
・連載記事の取材で、カズこと三浦知良氏の試合を観にいった。かねてから
題材にしたかった内容。試合後、カズに挨拶。このときばかりは仕事モード
から外れてちょっと舞い上がったなぁ。
「凛 信にいきれば 真を見つけ 心磨かれる」と書にした。
<乾坤一擲>

駆け足で上半期。次回、下半期を書く予定。ことわざはやめようかなぁ。

“2005 総括「いつかの旅人〜前編」” への2件の返信

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    こんにちは。
    『九州=芋焼酎』なんですね。(笑)
    すみません、高野さん。最後のことわざはなんと読むのでしょうか。。。? Like

  2. SECRET: 0
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    「けんこんいってき」運命をかけ、のるかそるかの大勝負。いい言葉ですね。 Like

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