タイムカプセル書 〜10年前の君から

先日ある荷物が届いた。

かつてたくさんの作品のご依頼をいただいた方からだった。

当時そんな中で多くのやりとりをさせていただき、人となりもわかった。

とても繊細でいて大らか、

物事をしっかり見つめるけど前向き、

自分の価値観をしっかり持ちながらも多くを分け与える器の広さ。

そんな印象の方からの久しぶりの届け物。

開封してみる。

出てきたのはこちら。

記憶が蘇る。

そう、過去にこんな依頼をいただいた。

「10年後の高野さんに宛てて作品を書いてくれませんか。それを私が保管して10年後にこちらから送ります」

タイムカプセル書のご依頼。

あれから10年、作品が戻って(送られて)きた。

覚えていてくれたこと、そしてこうして送ってくれたこと。

まずそれに感動。

2011年、東日本大震災。

2021年、コロナ。

平成22年の私が平成33年の私に書いた言葉。

今年の日本も大変だよ。

旅は行けなくなったけどベランダに人工芝敷いて空を見てる。

まだ書かせてもらっている。

当たり前などない。

一人でやってこられたわけでもない。

Oさん、ありがとうございます。

今までに感じたことのない気持ち。

一書渾身。

改めて、行けるとこまで全力でやります。

BLUE resistance

仕事として絵を描き始めたとき、テーマとして「蒼」があった。

小さくはないサイズの蒼を約一年にわたり描いた。

表現は抵抗。

脳内の矛盾を解くように絵は解放に導く。

蒼、

夜の蒼で一杯。

幻想的な自然の色。

どこにも行けなくても、

想像することができる。

書や絵にはその翼がある。

 

 

前へ 筆文字

新しいこと、拓いてゆく。

我慢の大切さもわかっているけど、
待っていては変わらない。
時代の変遷に阿ることなく、普遍的な活動を。
時代の変遷に対峙して、瞬発的な発想を。
相反するふたつに見えるけどそうでもない。
やればわかる
ってことをずっと重ねてきた。
成功、失敗に関わらず、やってもわからなかったことはまだやりきってないこと。
足りない頭でもわかるまで
進んでゆく。
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東京2021土用の丑の日。

6月からの食事改善にも慣れ、炭水化物、ジャンクフード、揚げ物、食品添加物、糖質の抑制プラス、外食しないので料理写真のアップが無くなりましたね。

そんな中、ひとり開催の東京2021土用の丑の日。

無観客、無スポンサーで安全安心。

友人の店の鰻を特別に分けていただいたのでスポンサーは一軒でした。

関東スタイルで、時間をかけて蒸します。

今回NBCとの契約は取れませんでしたので開催時間を気にする必要もありません。

そして「一食限定なのでフードロスはありません」と高野スポークスパーソンが報じています。

友人自家製のタレを塗って、表面をパリッと焼いて出来上がり、

合わせるのは奄美群島の喜界島の黒糖焼酎「しまっちゅ伝蔵」。

シンプルでコクのある味わいは相性がいいですね。

映画「42 世界を変えた男」を観ながら、あっという間に完食です。

コロナ以降さらにテレビを観なくなりまして、いろいろ書きましたがオリンピックもどうなっているのか正直よくわかっていないんです。

 

 

今は家で静かに鰻、

大好きです。

 

 

 

 

己の恥

東京は6週間の始まりです。

前回は怒りの20日間(さらに延長がありました)と題し、心身の絞り込みで生活習慣を改善しました。

さて、今回はさらに長い6週間。

内面に対峙です。

ここのところ、公私でちょっと考えることがあり、さらに緊急事態宣言というストレスがのしかかって心のバランスがどうにもって感じでした。

多くの本を読みました。

感染予防、そして宣言下ではあるけど安全な自分の時間を確保しながら、プライドという名のただの傲慢さを捨ててゆく。

初めは政府に対して書き出したのですが、いやそれは自分であると、書く方向が変わりました。

もちろん政治に対しての怒りはありますが、とにかく今、己にこの言葉を。

 

まだまだ勉強が必要。

まだまだ鍛錬が必要。

簡単じゃない、

でも

家族を友を仕事を時間を大切に、感謝できるように一日一日の積み重ね。

怒ってる場合でも、嘆いてる場合でもありません。

成長が恩返しになれるよう。

 

 

fight or flight

説明がなされない卑怯さ、

思いが伝わってこない怒り、

全てを一律とされる曖昧さ、

不平等を外圧で押し潰す不誠実さ、

補償も協力金もない不安、

日替わり筋の通らぬ優柔不断さ。

発せられるのは自己弁護と言い訳と屁理屈。

 

四回目、

今回は気持ちの整理がつかず、六週間の息が詰まる日々を思い、なかなか心がしんどい。

しかしへこたれてもいられない。

すこしづつ切り替えてゆくしかない。

とにかく家族や身内、医療従事者、エッセンシャルワーカーのためにも
基本の<うつらない/うつさない>で、仕事などは出来る範囲で出来ることを。

そして難しいだろうけど6週間我慢せず、早く緩められるように拡大を抑え込む意識を。

 

また仲間と食べ、飲み、語り、歌う。そんな日が来ることを信じて。

ホント、心折れそうな人がたくさんおられると思います。

もう少しの間、タフに闘いましょう。

 

 

 

 

 

 

今を生きる 

本日発売の月刊「Yo-Ro-Zu」

ポンタも興味を示す内容。

ひとつの物語を書きました。

そんなの絶対おかしいよ。
言いたいけど、君の方がおかしいと言われそうで。
なんで命が優先されないの?
叫びたいけど、君はわかってないと言われそうで。
真夜中だったけど家を飛び出し全力で走った。
なにも消えてゆかない、どこにも辿り着けない。
外灯に集まる虫たちは走行性と言って
光に向かって移動する性質があるらしい。
本来なら月の光に向かいたいらしいけど
遠すぎるから、近くの外灯に集まるんだって。
バチバチって音を立てて死んでゆく虫を見たよ。
今夜も怖いから近くの光に安心を求める。
そこじゃないってわかっていても。
やっぱり心はバチバチって音を立ててる。
いろんな人がいろんなことを言ってる。
もういいよ、まぁだだよ。
誰も予測できないことが世界中で起きている。
おかしいって言われるかもしれない、
本当にわかってないのかもね。
でも、
やっぱりかくれんぼはやめた。
真夜中の閑寂、ちょっとだけマスクを外していいかな。
空気をいっぱい吸い込んで、月に向かって走り出すから。
(↓こちら原画)
6月は夜にひとりよく歩いてた。
誰もいない静かな住宅地、等間隔の電灯の先に月が浮かぶ。
見えるもの、見えないもの、聞こえるもの、聞こえないもの。
いろんなことが心にのし掛かる、そんな中で生まれた言葉たち。
あなたとわたし、重なるシーンが繋がればいい。
今日から7月。
夏の始まりに激しい雨。
流してしまえ、
ツキを変えてゆこう。

汚れちまった楽しみに

結局、汚れちまった方が楽しい。

ほとばしる感情は筆だけで収まらない。

そうなった時は大体こうなる。

 

涙を零し、血を流し、泥を飲み、汗かいて、

汚れてみないとわからないこともある。

 

 

挑戦

作品を連載している「YoRoZu」は刑務所にも置かせていただいています。

この度刑期を終えて出所される方から間接的に書のご依頼をいただき書かせていただきました。

自分ごときがわかったように軽々に言葉にすることはできないが、

作品を通して力を送ることはできる。

そこにはこれまでずっと真剣に対峙してきた。

「誰かの生きる」に少しでも支えとなる表現。

己の人生の贖罪か、

それでも、

それでなくても、

役に立てることは幸せなことだ。

 

 

 

またこの場所から

周辺も少しずつ、慎重に動き出してます。

看板書きを終えて、こちらへ。

店で飲むのは実に二ヶ月振り。

ちょっと緊張しましたw

家でいろいろと料理をやりましたが、焼き鳥はできなかった。

丁寧な仕込み、塩加減、火のいれかた、備長炭の薫り、やはり遊佐は素晴らしい。

酔うこともなく僅か一時間の滞在だったけど、生ビールと職人の仕事に感動さえ覚えた。

しかしまた増加傾向、飲食店には再度の酒類提供禁止なんてさせないようにこちらも慎重にという感じだね。