自分の感受性くらい

今朝は詩人茨木のり子さんの詩を読んだ。

午前4時、朝を迎える前の深い闇の中で。

有名な詩がある。

その言葉は「弱さ」をボリボリと掻き毟って滲んでゆく血のようだ。

だから時々この詩を読み返し自壊しそうな考えを自戒する。

コロナ禍の中、「自己責任」というニュアンスや言葉が国の上や報道から聞こえてくる。今一度、この詩の中から「自己責任」の意味を考えたい。

載せておきます。

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自分の感受性くらい   茨木のり子

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

 

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強い言葉ながら、叱咤激励になっている。

甲本ヒロトの詩もいずれ教科書に載るだろう。

表現は旅。

 

彷徨いながらも、しっかりと向き合って

大切に表現してゆきたい。

 

 

鏡花水月 書道

鏡花水月。

鏡に映る花、水に浮かぶ月。

手に取ることも持ち帰ることもできない儚さ、

そこにはなくて、そこにしかないという矛盾。

書道、絵、音楽、映画、本、料理…

芸術に心惹かれるのはそこのところ。

たくさんの美しく、儚いかけらをまだまだ探して行きたい。

 

でもね、昨日ジャイアンツVSカープをテレビ観戦してて、好投してたジャイアンツの畠投手がカープの會澤選手の頭にデッドボールぶつけてその場で倒れたのです。ルールより畠投手は危険球退場です。

それを見て実況していた上重とかいう日本テレビのアナウンサーが声を張って一言

「ジャイアンツにアクシデントです!」

コイツ、どうかしてのんか⁉︎

頭部にぶつけられて倒れてんのはカープの選手やぞ。

などと怒りのレモンサワー濃いめを煽ってるようなちいセェ俺。

 

さて葉月朔日。

自粛とガマンの夏ですが、楽しみ見つけて涼やかにいきましょう。

 

 

 

月に向かって手を伸ばせ

栄転にて暫しのお別れするジャーナリストに。

THE CLASHが大好きなジャーナリスト、

デスクとしてゆっくりできるキャリアを持ちながら、自ら志願して事件の最前線に再度立つ。

THE CLASHのボーカルジョーストラマーの言葉を書に、彼が愛した1966年のテレキャスターを描いた。

簡単に手に入る自己満足より、分け合える大局を捉えた大きな夢に生きよ。

 

 

朝の鑑賞会

雨音響く夜明け。

ポンタも朝から鑑賞会の模様です。

「ふむ、払暁に昇りゆく冀望の陽射を、アバンギャルドなフォービズムと、メゾチントを用いたマチエールでダダイズムの再興を予感させるドローイングだな」

ただただお気に入りのおもちゃとお戯れになりたいだけでした。

なんかこのポンタのポジショニングが芸術的だな。

 

静かに、ゆっくり、その先に向かって。

凛 書道

初めて筆を持つ人にはまずこう言います。

「自分の感覚やイメージを大事に、伝えたい気持ちを書いてみてください」

ここは教えるものではないし、すぐに育つものでもありません。

豊かな感性を持つ人は、想像力があって、行動的で、受け止める力もあるので独りよがりになりません。好奇心も強いから人との距離も近く、会話力も長けています。

日々何を感じ、考え、行動しているか。

この蓄積が大切なのです。

アートを通して、技術よりもそこを共鳴できる共同体を作って行こうと思っています。

そのためには自身の向上無くして為し得ることはできません。

凛として、正しく。

そうなれるように。

 

 

 

アート書道

アート書道を推進してゆきます。

慌ただしい日常から離れ、自分の心を整え集中する時間。

仕事のストレスから解放され、個性を磨き、想像力を豊かにする時間。

非接触の形でこれを微力ながらでも届けることができればと思います。

もちろん世界ともつなげてゆきます。

日本の美しい文化とモダンアートの融合。

新しい時代に沿った表現方法を構築してゆきます、そしてその先の対面して体感できる日のために。

 

 

 

勇 筆文字

九州を襲った大雨による災害、お見舞い申し上げます。

そして今もなお範囲を広げて岐阜や長野の河川の氾濫、被害がこれ以上出ないことを願うのみです。

「何十年に一度」を毎年聞いている気がする。

台風じゃない梅雨であっても安全が揺らぐ状況。

ちょっと前から頻発している地震による地盤の緩みも気になる。

「命を守る最善の行動」常に意識していないといけません。

 

思いを寄せて、想いを筆に。

勇気、勇奮、勇断、勇敢、勇往。

日本に力を。

 

 

 

 

 

流 書道

流れというものを自分の都合によって恣意的に操ってはいけない。

そこに過ちが生まれ、悪縁と悪運が生じる。

いやそこにも意味があるのかも知れないし、

それさえ気がつかず自身や環境を恨み続けるかも知れない。

流れに

委ねるだけ、

流れを

受け入れるだけ。

しかし、甘んじるのではない。

ひれ伏すのではない。

まして諦めたりしない。

大義のために立ち向かったり、喜びを分け合ったりするのだ。

そんな思いを込めて。

流。

 

 

 

 

暁闇 筆文字

月も無くなった日が出る前の闇。

「暁闇(ぎょうあん)」

夜明け前に筆を握る。

闇と光の間から生まれくるもの、手垢のつかない感情。

淡墨の滲み、時間をかけて染み込んで変わってゆく書体。

朝の光に向かって。

 

 

 

日日是好日 書道

日日是好日(にちにちこれこうにち)。

大変な時でも、いい一日にできるように。

ひとつ、ひとつ。

感じ方、考え方を整えて。

紡いでゆきましょう。