Healing spot

かつて「癒し」という言葉に対してとても抵抗感があった。
1990年後半、いわゆる「癒しブーム」というのがあり、
テレビ、雑誌、巷でもなにかといえば「癒し」とか「癒し系」
なんて乱発して言葉本来の意味が希釈されていった。

書をやりはじめたのもちょうどその頃でそのブームから
「癒しの路上詩人」とか「癒しの書」なんてふれこみで
ずいぶん取材の申し込みがあった。そしてそのたびに
俺は疲弊していった。この話題性は俺自身のものではなく
たんなるブームに乗せられているだけなんだと。
それ以来、過敏になるようになった。
当時の俺にしてみれば「卑し」にしか思えなかった。
きっと「癒し」という言葉に嫉妬していたんだと思う。

だから軽はずみな癒しなんかじゃない、自分のスタイルを
進むことができたのかも知れないけど。

ブームもとっくに去っちまい、わが道を行くようになって
今は何の抵抗もないし、ブームの前のような本質を捉えた
意味で癒しなんて言ってもらうと嬉しいくらいだ。

前置きが長すぎたね。
自宅の癒しの空間。

急ぐことはない。ゆっくりと花が咲いてゆく過程を楽しみたい。

子供とかもそうなのかも知れないけど、
自分の枠を越えたところで成長を見たり、発見が
あったりできることも「癒し」とよぶひとつかもね。

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