曲がり角のところで

昨日、渋谷に額などを仕入れに行ったついでに原宿へ。
オープンしたばかりの表参道ヒルズの影響で表参道は人が歩道から
溢れださんほどだ。なんじゃこりゃ!?

移動中に撮った、表参道の交差点。ここから青山方面に人の波は続く。
韓国スターが来れば空港に群れなして、血管切れんばかりに絶叫し、
新しいゲームが発売されれば大のおとなが徹夜で並び、
新作バッグが出れば化粧もとれかけたくたびれた姿で買い求め、
どっかに橋が架かれば一番に渡りたいと人が押し寄せ、
バーゲンが始まれば我先にと人を押しのけ、
夢売る、なんとかランドには眠たげまだ夢の中のような父親が順番を待ち、
深夜のラーメン屋には寒さに身体を震わせながら一杯のラーメンに列をなす。

これも情熱か。
どうにもその場所に行けなくて、曲がり角のところでいつも別の方角に
向かって歩き出してしまう。

しかし表参道はここ数年でずいぶん見えるもの、感じるものが変わったなぁ。
(↑シミジミ・・感慨ひとしお)

挑戦者

俺のこころにいつも刻んでいる言葉だ。
ボクシングを始めたのもこの気持ちを持ち続けるためのこと。
ジムに行けば若い奴らばかりだ。プロライセンスを獲るために
サンドバッグをうち続ける彼らの横で最年長の俺は肩で息を
きらしながら拳を打ち抜く。体力もスピードも劣るし、ライセンスも
取得できる年齢は過ぎたが俺たちはいくつになっても挑戦者だ。
二十歳の奴に勝ちたいんじゃない、己に勝ちたいんだ。
会長に呼び捨てにされ、流れ落ちる汗もぬぐわずミットを叩き、
若き先輩ボクサーに「お疲れさまでした!」と挨拶をしてジムを
出る。当たり前のことだけどそういうことから次第に遠のいてゆく
年齢ではあるような気がする。自分自身の甘さとか傲慢さとか
全部ぶっ壊すようにサンドバッグに打ち込む。悔しさも喜びも特には
ない。自分がどんな気持ちなのかわからない、ただ眠っている本能が
目覚めたのか。
ジョーじゃないけど肘をくじけば膝で這い、膝をくじけば肘で這う。
涙の数だけ逞しく、傷ついてしなやかにいこうじゃないか。

いつだって思いついたその時がスタート。いつだって挑戦者。
ヴァレンタインだっていうのにずいぶんと汗くさい話をしたな。

チョコレート待ってるぜ(笑)。

常識ハズレ

ニューヨークはえらいことになってますな。
68㎝、観測史上最高の降雪。ニュースを見る限り、スキーで通勤
したりけっこうみんな楽しそう。そんなノーテン・・じゃなく
おおらかなアメリカの国民性けっこう好きです。
昔、LAにホームステイしてた時、コンビニに行こうとしたら雨が
降っていたのでその家の息子(25歳、ドレッドの黒人)ジェイソンに
俺「おーい、雨降ってるから傘貸してくれ〜」
ジェイソン「おう、だったら濡れていけよ、その辺のジャンバー着ていけ」
おおらか・・じゃなくてやっぱりノーテンキだわ。

まぁ、常識を少し曲げてみるといろいろ発見もあるし、楽しみも
見つけられることもある。でも雨が降れば傘が欲しい。

白い紙に黒い墨って常識も覆してみると・・・

なかなかおもしろいでしょ?

トリノ

オリンピックが始まった。
ウィンタースポーツにまったく馴染みも興味もありません。
なにせ生まれてこのかた一面雪景色というものを見たことがない。
もちろん、スキーもスノーボードもさわったことすらない。

こっちのほうが合ってます。月イチのフットサル。

チームユニフォームはイタリアセリエA、ユベントスのレプリカ。
ユベントスの本拠地はトリノ。オリンピックにつながった。

二時間ほぼぶっ通しで走り回ったので身体いてぇ。
おまけに仲間が集ったので飲み過ぎたようだ。
う〜ん、今日は鍋でも食べてDVD鑑賞だ。

覚悟

今日のスポーツニッポン23面に新宿救護センター玄さんの特集が出てます。

いつも話していて、飲んでいて思う。この人は覚悟を持って生きているなぁ
と。その優しさも、強さも、輝きも覚悟を決めた人のものであると。
00年に、発病すれば一年以内に死亡する難病と言われるHTLV-1の保菌者
であることが判明、それまで幾度となく修羅場をくぐりぬけてきた玄さんは
弱者救済のために立ち上がる。やがて新宿救護センターは開設される。
「オレを必要としてくれる人がいる限り、天からの迎えはこないはず」。
一日一生、覚悟を持って生きる姿にたくさんの人がそこに集まる。

俺もちょこっとコメント寄させてもらってるので、時間のある人は是非
読んで新宿救護センター、玄さんについて知ってみてください。
NPO法人なのでよりたくさんの方の支援が必要なのです。

六本木の夜は更けて・・

人にはいくつかの転機がある。
その昔、ミュージシャンや役者をやっていた。ある時とてつもなく
煮詰まってすべてを止めて、誰も知らないロサンゼルスに一ヶ月ほど
逃げ込んだ。戻ってきたときには自分の中に何もなかった。
目標を失って乾きだけを感じていた。その後ただ英語のブラッシュアップ
のために六本木のレストランに職を見つけた。やがて学芸大学という街で
ひとり暮らしを始める。なんとなく滑り出した新しい生活。
とにかく忙しかった。それでも癒えない乾きと少しの興奮が帰路を断ち切る。
わずかな給料は毎晩六本木の街に消えていった。とにかく、感情は喧噪と
いうこの街のゴミ箱に捨てていた。そんな俺がひょんなことからこの街では
割と大きなレストランに属する店のゼネラルマネージャーに抜擢された。
名前に追いつけない自分の非力さ、無能さ。ストレスに蝕まれ円形脱毛症に
なる。乾きは消えるどころかどんどん増してゆく。いつもどこかに空虚さを
抱え、眼前にそびえ立つ東京タワーを眺めていた。この街で働き、笑い、
怒り、泣き、戸惑い、成長した。やがてその道は書へと続いてゆく。
その話はまたいつか。

昨夜、その時の仕事仲間(と言うか今では普通の友人たち)が六本木に集結。
仕事を辞めた後も仕事や飲みでよく来ていたが、今回初ヒルズを体験。
特に興味もなかったし。▼ホリエモンらの住居。

ここのそばの中国料理屋で火鍋を食べながらビール〜紹興酒〜ワイン。
話は例のIT企業になる。今回飲んだ友人のひとりがその会社の現社長の秘書
をかつてやっていた。やはり突出した人らしい。いろんな意味で。

初ヒルズならとことん行こう。ということでGRAND HYATT東京の
BAR MADUROへ。ジャズの生ライブを聴きながらドンペリとキャビア。
たまにはいいだろう。

迷霧晴れぬ時を過ごしたこの街の日々から十年と少し。
自分にとって特別な感慨がある街。
あの頃の乾きはない。東京タワーの灯りも見ずにタクシーに手をあげた。

あじくら

インフルエンザになってから良くなるにつれて、身体が肉を
求めてきた。ジムに通い出して暴飲暴食を控えるよになった
せいもあって肉への思いは募るばかり・・・。
というわけで気になっていた渋谷にある「ほるもん倶楽部あじくら」
に気合い入れて行ってみた。期待に胸がふくらみます。
ここは渋谷といっても神泉に近い。もっと近いのが円山町のホテル街。
淫靡な夜が口を開けてるエリアです。

エビスで乾杯、さっそく肉〜。

ハラミやカルビは普通ですが、ホルモンは評判通りの美味さ!
とくにシビレが良かった。臭みがまったくなくプリプリ(凡庸な表現ですが)。
カルビ、ハラミ、シビレ、シマチョウ、レバー、セセリ・・・
身体が喜ぶラインナップ。やっぱ肉だろ。

関係ないけどここ数年で一番短く髪をカットしました。スッキリ。

CPもよく、店員の対応も良かった。焼酎もたくさんあるので気の置けない
仲間で行くにはいいかも。艶めくネオン街なのでファーストデートには
向かない立地です。トイレでたかれているIncenseが気になってスタッフに
聞いたら、購入先のラスタなお店を教えてくれ、帰りに寄ってゲット。
朝からウチではインディアです。

墨の匂いに包まれて

もっとも感性が研ぎ澄まされる午前中に、窓を全開に放ち
和紙に向き合い愛知県の日間賀島という小さな島の旅館より
依頼された作品を書く。
久々の晴天、BGMはこいつだ。

<THE DEFINITIVE COLLECTION/BLUES BROTHERS>
腰にくるリズム。ジョン・ベルーシ最高。コメディアンというより
完全にアーティストだな。レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、
ジェームス・ブラウン、スティーブ・クロッパー、ダック・ダン・・・
やばるぎるメンツたちが強力参戦。頑張れNO PLAN(笑)。

部屋は窓を開けているにもかかわらず、やわらかな墨の匂いに包まれる。

できたて。

今日はもうひとつ、サッカー界のちょっとグッとくる話。
(ニュースの記事から抜粋、加筆)
先日のセリエAレッジーナ対パレルモ戦の後半ロスタイム、敗戦濃厚の中
レッジーナのMFパレデス(29)という選手が目の覚めるオーバーヘッド
を決め同点に追いついた。そのゴールはチームに勝ち点をもたらせただけでは
ないもうひとつの物語がある。友人に捧げる執念の一発だったのだ。
数日前パラグアイ代表でセリエBビチェンツァのFWジュリオ・ゴンザレス
(24)が交通事故により片腕を失う悲劇が起きた。そしてこのパレデスの
ゴール。ゴール後駆け寄ってくるチームメイトを制し、TVカメラの前で
ユニフォームを脱いだパレデス。ユニフォームの下には「ジュリオ、
俺の意思はお前のために」と書かれたTシャツがあった。そしてパレデスは
テレビカメラに向かい「人生はまだ終わらない、まだまだ続く。諦めることは
何も無い。だから頑張れゴンザレス」と片腕を失った友人を励ました。
ユニフォームを脱いだパレデスはルールによりイエローカードをもらったが、
彼の行為で勇気をもらった人もいる。

こういった人間味のある物語がサッカーのもうひとつの側面だ。

In The Midnight Hour

ボクシングを始めてからジムで毎回、練習前後でウェイトを量る。
よくテレビでボクサーが計量している重りを動かして計る体重計。
デジタルのほうが正確なんだと思ってたらこっちのほうが優れて
いるらしい。使いづらいが、なんでも十万は越えるらしい。
で、こうやって毎回ウェイトを量ると自然と身体のことを考える
ようになる。別にダイエットとか減量を意識しているわけではないが
身体が重かったり、タブついているとキレもなくなるし、気分もよくない。
でも、飲むときは飲む、食べるときは食べる。これは俺にとって絶対的に
必要な時間だからね。だから普段は少しだけ節制してみたくなる。
例えばこんな食事にもなる。

魚は大好きだから全然苦じゃないね。
お菓子は一切食べないし、間食したとしてもリンゴとかオレンジ。
そして短い周期で酒、酒、ウマイモン。ホリエモンのような体型には
なりません。ボクシングを始めたらもっと劇的に体重が落ちると思ったら
そうでもない。まぁ、それ以上に飲んでしまうからなぁ(笑)。
でも、贅肉は確実に筋肉に変わってきている、はず。

カープ・カープ・カープ!

今年の広島カープにはかなり期待を寄せている。
この男がボビー・バレンタインよろしく、二匹目のどじょうとなるか。

マーティー・ブラウン、優勝はこの男に委ねるとしよう。

カープ優勝祈願でウチのソースはこれだ。

ちょいと甘めなカープソース。広島出身湘南ベルマーレFW梅ちゃんが帰省
したときに買って来てくれた。野球はカープ、サッカーはベルマーレを
応援しよう。
このローカルな味がいい。誰の口にも合うような及第点、もっと言えば
事なかれ主義の感ありの東京のものよりずっとずっといい。
そういえば醤油は愛媛産だし、塩は沖縄、お茶は熊本、ビールはサッポロ(笑)。
東京にはない手作り感と一生懸命さ。味があるよなぁ。
そうさ、俺はアンチ・ジャイアンツ。味あるカープよ、今年はたのむぜ!