克己 書道

元来「負けず嫌いって」いうのが希薄。
他人は他人であって自分ではないのだから
ムキになって他人と競ったり、比べたりすることがわからなかった。

それよりも自分の世界を深めてゆくことだけに夢中だった。

書いたり、描いたり、創ったり、それが何より楽しかった。
「一等賞」とか「チームで一番」とか要らなかった。

一人で静かに考えること、

移動の電車の中、ジョギング、定食屋のカウンター、病院の待合室、風呂。
今だってそう。

人がいないところを探すスキルはもう動物的と思えるほどになってきた。

ぶつかって「戦う」よりも己と「闘う」、
「勝つ」よりも「克つ」。

克己。

これがね、

ほんと、これがね。

乗り越えてゆきたいと思います。